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2級の図問題

 

問題

 

Q-1 一般
出来高病院の損益の影響を示す下図について適切なものを選べ

出来高病院の損益の影響

(1)(a)損益分岐点、(b)限界利益、(c)変動費、(d)固定費
(2)(a)損益分岐点、(b)利益、(c)変動費、(d)固定費
(3)(a)損益分岐点、(b)利益、(c)固定費、(d)変動費
(4)(a)限界利益、(b)損失、(c)変動費、(d)固定費
(5)(a)限界利益、(b)利益、(c)固定費、(d)変動費

 
 
 
答え (2)

出来高病院では一般的に仕事量(出来高算定となる検査や治療)に比例して医業収益が上がる。
出来高による医業収益が固定費と変動費の合計を上回った分だけ利益となる。

一方でDPC病院の損益の影響を下図に示す。
※ここではDPC病院の出来高分は考慮しない。

DPC病院の損益の影響

DPCでは仕事量(DPC包括対象の検査や治療)に関わらず主病名に対しての医業収益が決まっている。

変動費をいかに抑えるかが利益獲得につながる。

 

Q-2 一般
平均在院日数の箱ひげ図について適切でないものを選べ
※病床数(届出病床数に対し利用率80%と設定)に必要な看護職員数に対し、実際に配置している看護職員数が115%以上配置している群と115%未満で配置している群とで比較

平均在院日数の箱ひげ図

出典:[PDF](平成29年度第6回) 入院医療等の調査・評価分科会

(1)箱ひげ図の箱の上端は75パーセンタイルを示す。
(2)箱ひげ図の箱の下端は25パーセンタイルを示す。
(3)箱ひげ図のひげは箱の高さの1.5倍の値を示し、その範囲外の値は外れ値として表す。
(4)中央の太線は平均値ではなく中央値である。
(5)平均在院日数が最も短いのは115%以上配置病棟の方である。

 
 
 
答え (5)

最小値はひげの下端であるので、115%未満配置病棟の方が短い。

箱ひげ図についての説明はこちらのページがわかりやすいです。
箱ひげ図の概念から作り方まで、わかりやすく解説!|Udemy メディア

 

Q-3 専門
[PDF]平成29年度介護事業経営実態調査結果の概要より、(a)~(e)に当てはまる介護サービス名として適切なものを選べ

 
各介護サービス収支差率

(1)(a)介護老人保健施設、(b)短期入所生活介護、(c)福祉用具貸与、(d)特定施設入居者生活介護、(e)定期巡回・随時対応型訪問介護看護
(2)(a)介護老人福祉施設、(b)通所介護、(c)福祉用具貸与、(d)小規模多機能型居宅介護、(e)通所リハビリテーション
(3)(a)介護療養型医療施設、(b)通所介護、(c)居宅介護支援、(d)小規模多機能型居宅介護、(e)認知症対応型共同生活介護
(4)(a)介護老人保健施設、(b)通所介護、(c)居宅介護支援、(d)認知症対応型通所介護、(e)認知症対応型共同生活介護
(5)(a)介護老人福祉施設、(b)居宅介護支援、(c)短期入所生活介護、(d)認知症対応型通所介護、(e)通所リハビリテーション

 
 
 
答え (4)

(a)施設サービスの中で介護老人保健施設が前年度より収益が増加している。
(b)居宅サービスの中で前年度より最も減収となったものが通所介護である。
短期入所生活介護は下から2番目の箇所であり、前年度より+0.6%となっている。
(c)居宅介護支援は2年連続でマイナス収支となっている。
福祉用具貸与は(c)の上の箇所である。
(d)認知症対応型通所介護は比較的プラス収支となっている。
小規模多機能型居宅介護は(d)の下の箇所である。特定施設入居者生活介護は居宅サービスであり、(b)の3つ下の箇所である。
(e)認知症対応型共同生活介護は昨今の認知症に対する介護の必要性なども踏まえて前年度よりプラス収支となっている。
通所リハビリテーションは居宅サービスであり(b)の1つ下の箇所である。定期巡回・随時対応型訪問介護看護は地域密着型サービスの1番上の箇所である。

各介護サービス収支差率

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