📖 理解度チェック練習問題(全3問)
Q1. 古代の医療やヒポクラテス、ガレノスについて正しいものはどれか。
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正解: 2
- 1)
×:シュメール民族の粘土板は四大文明の一つであるメソポタミア文明(古代)のものであり、文字が存在しなかった原始時代のものではありません。 - 2)
○:ヒポクラテスは臨床と観察を重視する経験医学を重んじ、人間の身体には「血液、粘液、黄胆汁、黒胆汁」の4つの体液があり、そのバランスが崩れると病気になるとする四体液説を提唱しました。 - 3)
×:ガレノスが提唱した精気論(プネウマ説)において、生命維持をつかさどるバイタル精気は心臓に存在し、肝臓に存在するのはナチュラル精気(栄養維持)とされました。 - 4)
×:ヒポクラテスの誓いでは、第8項目において「他人の生活について秘密を守る」と、医師としての患者の秘密保持義務を明確に規定しています。 - 5)
×:ガレノスによって体系化された古代医学や四体液説は、ルネサンス期までの約1500年以上にわたって支持されました。
Q2. 近世の医療やハーヴェイ、モルガーニについて正しいものはどれか。
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正解: 3
- 1)
×:ハーヴェイが発見・立証のために用いたのは「静脈弁」であり、動脈弁ではありません。 - 2)
×:血液が末端で消耗されるというガレノス理論を初めて破ったのは、ハーヴェイの血液循環説です。 - 3)
○:モルガーニは多数の人体解剖を通じて、病気の原因が四体液のバランス異常ではなく特定の「病巣」にあることを突き止め、四体液説を完全に否定しました。 - 4)
×:ハーヴェイは動物実験や静脈弁の発見によって血液の循環を立証しました。自作の顕微鏡を用いて歴史上で初めて微生物(細菌など)を確認したのはオランダのレーウェンフックです。 - 5)
×:ハーヴェイの血液循環説によってガレノスの血管理論は破られましたが、四体液説そのものはこの時点では否定されず、後のモルガーニの人体解剖によって否定されました。
Q3. 近代の医療や外科手術について誤っているものはどれか。
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正解: 5
- 1)
○:ラエンネックは1816年に聴診器を発明し、これはフランス革命を契機に生まれた打聴診法の流れの中にあります。 - 2)
○:レントゲンによるX線の発見は19世紀末の出来事であり、これによって画像診断学が大きく前進しました。 - 3)
○:レーウェンフックは自ら製作した顕微鏡を用い、歴史上で初めて微生物(細菌)を観察・確認しました。 - 4)
○:コッホは結核菌や炭疽菌などを発見し、パスツールやエールリヒらと共に19世紀の病原性細菌の発見と細菌学に大きく貢献しました。 - 5)
×:ビルロートが1881年に胃がん手術に成功した時点では、すでに麻酔薬(エーテル麻酔など)の実用化が進んでおり、痛みのコントロールが可能になったことによる「外科革命」の成果でした。



